ChatGPTと一緒に個人開発したアプリの機能を追加してみた

AI
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こんにちは、ice_soiです!
フリーランスエンジニアをしています。
以前、個人開発でスマホアプリ「したとき」をリリースしていて、最近いろいろ改修をしたりしました。そこで今回、アプリの機能追加開発する際に、AI技術であるChatGPTを利用して開発をした体験をまとめていきます。

開発過程でのChatGPTの活用方法や使ってみた感想など詳しく解説していくので参考になればよいと思います!

アプリ「したとき」の基本機能

まず、アプリの基本機能を解説します。
「したとき」は、日常生活で行動したタイムスタンプを記録するシンプルなアプリです。
画面はリスト一覧画面と、8種類のアイコンを選択するメニュー画面のみで、アイコンを押すことで押した時点のタイムスタンプを残すことができます。リストでタイムスタンプと押したアイコンが表示され、削除のみ可能になっています。

追加機能の概要

追加する候補はいろいろありましたが今回の開発では、新たに8種類のアイコンを追加しました。

ChatGPTを活用した開発プロセス

追加機能開発の案

最初に、ChatGPTを利用して追加機能のアイデアを検討しました。
仕様を伝えて追加機能の案を考えてもらうと下記の案を出してくれました。
  • アイコンの追加
  • 統計と分析機能
  • 通知機能
  • タグ付け機能
  • タイムスタンプの編集機能
  • カレンダー表示機能
  • エクスポート機能
  • クラウド同期機能
どれも必要な機能ではありますが、開発する内容を考えてまずはアイコンの追加の対応をすることにしました。
次に追加するアイコンの種類をChatGPTで候補を考えてもらいました。
現在は下記のアイコンがあることを伝えて、追加で候補を考えてもらいました。
  • 食事
  • トイレ
  • 睡眠
  • 掃除
  • 投薬
  • ゴミ捨て
  • 歯磨き
  • 体温測定
候補をいろいろ出してもらい、最終的には下記を追加することにしました。
  • 飲み物
  • 買い物
  • 運転
  • 手紙
  • 料理
  • 運動
  • 読書
  • 仕事

サンプルコード出力

コードをリファクタリングしたりするときにこの書き方どうだっけな・・・みたいなときにサンプルを出力してもらいました。
ネットで探しても情報にたどり着くことはできますが、サンプルソースを見て考えられる場合はChatGPTで考えてもらったほうが早くて簡単でした。

AppStoreの説明やスクショの文書校正

機能追加したので、AppStoreの説明文やスクリーンショットのキャプションの文言を考える必要がありました。
一旦自分で文言を考えて、その内容をChatGPTで校正してもらい、さらに修正すると行った方法で文言を考えました。
ChatGPTだけでも文言の作成は可能だと思いますが、どうしても出力した感じがあったので自分で考えた文言を校正してもらいました。おかげで、一人で文章を考えるよりも良いものができました。

テストケースの出力

ChatGPTを利用してアプリのテストケースを出力しました。
仕様と操作方法を伝えると機能がシンプルなので一通り操作を網羅するテストの出力ができました。
あとは確認してやっておきたいテストを追加したりしました。

開発の振り返り

ChatGPTを活用することで、追加機能の開発がスムーズに進み、開発時間の短縮や品質向上することができました。
必要な事を伝えればルールに沿って0→1で案を出してくれるのは非常にありがたかったです。
案を出してもらえればそれを元に考えられるので、一人でできる事の幅が広くなったと思いました。
個人開発は一人で全てをやるのでどうしてもできることに限界がありますが、ChatGPTで「考える」部分を少しでも巻き取れたのは非常に大きかったです。

まとめ

今回はChatGPTをつかって個人開発した時の開発体験をまとめました。
ChatGPTを利用することで設計、実装、テスト、リリースと行った各フェーズの作業がとてもスムーズに行うことができました。
また、開発しながら思いましたが、おそらくシンプルなアプリで、設計がしっかりとしていて、プロンプトがちゃんとできているのであれば、ほぼほぼ自分で書かなくてもアプリができるのかなと思いました!
それはまた別のときにやってみようと思います!
今後もChatGPTを活用した開発やAIツールを使った開発体験などを記事にしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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