こんにちは、ice_soiです！
フリーランスエンジニアをしています。
前回ミニPCにマイクラのマルチサーバを立ててみました。
ミニPCでMinecraftのマルチサーバを立ててみた
しばらくは特に問題もなく動いていたのですが、しばらくして時々接続が切れるようになりました。
ネットワークやサーバの設定を変えてみたり、割り当てメモリを増やしたりもしてみたんですが改善しませんでした。。。
ハードスペック的には足りてそうなんですがどうもマイクラのサーバソフトの調子が良くないようです・・・
マイクラのサーバは公式のものを使っていたので、それならPaperMCというサーバを使ってみることにしました。
今回はミニPCに入れたマイクラサーバをPaperMCに入れ替えたことをまとめていこうと思います！
PaperMCとは
PaperMCは、マイクラのサーバ用ソフトウェアです。
もともとはSpigotMCというマイクラサーバから派生して開発されているようです。
SpigotMCも軽量なサーバですが、PaperMCはさらに高速で軽量なものになっています。
2024年3月時点での最新バージョンの1.20.4まで対応しており、他にも公式では発生するバグなどが改修されているようです。
PaperMCを選択した理由
SpigotMCよりPaperMCの方が高速で軽量というところが選択する基準になりました。
下記がマイクラサーバを動かしているPCです。
SpigotMCもPaperMCもPCのスペック的には動かすことは問題なさそうなので、高性能で軽いものにすることにしました。
PaperMCの設定
まずPaperMCの公式サイトからダウンロードします。
https://papermc.io
Downloadsを押してサーバ用ソフトのダウンロード画面に遷移します。
ServerSoftwareのPaperを選択します。
最新版を使う場合は青いボタンを押してjarをダウンロードします。
もし、古いバージョンを使いたい場合は下の方の下線が引いてあるbuild explorerを選択してください。
過去のバージョンを選択してダウンロードができます。
僕の今のサーバは1.20.1なのでそちらの最新のビルドをダウンロードしました。
ダウンロードができたらサーバの任意の場所にフォルダを作ってダウンロードしたjarを配置します。PaperMCに移行したいワールドデータがある場合はバックアップを取っておいた方が良いです。
jarの名前はそのままでも良いのですが、わかりやすいようにserver.jarにしました。
あとは、フォルダ内にserver.jarを起動するバッチを書いてデスクトップにショートカットを張っておきます。
jarをserver.jarにしたので前回作ったバッチと同じ内容でいけます。
メモリは4Gで起動するようにしています。
@echo off java -Xmx4G -Xms4G -jar server.jar pause
準備ができたらバッチを実行します。
するとフォルダにいろいろ展開されますがまだサーバは起動しないです。
展開された中のeula.txtを開いてeulaの値をtrueにして保存します。
そして、再度バッチを実行します。
サーバが起動しました！
あとは一回サーバを落として、元のワールドをPaperMCに移行します。
PaperMCはワールドデータがオーバーワールドとネザーとエンドで分かれているようです。
ただ、worldフォルダに移行元のワールドデータを移せばネザーやエンドのフォルダに展開されるようです。
データを移してサーバを再起動すると、元のワールドに入ることができました！
PaperMCを使ってみた感想
まず問題となっていたプレイ中に接続が切れるということがなくなりました！
動作自体も特にラグるとかもなく動いています。
割り当てメモリは以前と同じ4Gですが特に問題はないようです。
CPU使用率は40%前後で、こちらも以前と同等くらいでした。
PaperMCはサーバ設定も細かくできるようなのでこれからチューニングしていこうかな思います！
まとめ
今回はマイクラサーバをPaperMCにしてみました。
とりあえず接続が切れる問題が解決したのでよかったです！
ただ、前回も最初は問題なくてしばらくしてから問題が発生するようになったので
しばらく様子を見ながら運用していこうと思います。
今回の記事が何かの参考になれば幸いです！
最後までお読みいただきありがとうございました。
追記
Spigotでもサーバを立ててみました！
ミニPCにSpigotでMinecraftのマルチサーバを立ててみた
